「なでしこリーグカップ」西達彦

2017-08-12

8/5,12に開催された「なでしこリーグカップ」準決勝・決勝の実況をなでしこリーグの公式youtubeチャンネル「なでしこリーグチャンネル」上で担当しました。
解説は準決勝・決勝とも元日本代表の加藤與恵さんでした!

 

 

 

 

私は女子サッカーに「育ててもらった」と思っています。

女子サッカーの情報は、男子のサッカーに比べると、あまり多くはありません。
ですので、情報は「現場に取りに行く」ことが原則になります。
練習を丁寧に見ながら、自分で感じた選手の特徴をメモしたり、
選手に直接お話を伺うことで、他の人が持っていない自分だけの情報を蓄積しました。

実は、女子サッカーで培った「眼」は、Jリ ーグや海外サッカーを見る「眼」を磨くことにも大きく役立ちました。今、一人実況を任されても大丈夫です、と言えるのは、解説者の方には及ばないまでも、自分なりのサッカーの見方が確立できたからです。
それを育ててくれたのは、女子サッカーの取材現場での経験でした。

今年度は、毎節中継する放送局がないため、実況を担当するのは半年ぶりでした。

ここ数年、女子サッカーを取り巻く環境は厳しく、メディアの露出も少しずつ減っています。そんな中、なでしこリーグの公式youtubeチャンネル内で中継が実現しました。
中継の機会を作っていただけたこと、そして実況担当としてお声がけいただけたこと、
両方に感謝しました。久し振りの女子サッカーの取材現場、とても楽しかったです。

 

 

 

 

試合は公式youtube上でご覧いただけますが、決勝は劇的な展開でした。

そして、会場には3,000人を超える方が集まり、西が丘は特別な雰囲気に包まれました。
固唾をのんで試合を見守る、という独特な雰囲気は、サッカーを本当に愛する人が集まったからこそ生まれた空気でした
そして決勝点の後の歓喜の爆発。鳥肌が立つような、素晴らしい瞬間に立ち会えました。

今、日本の女子サッカーを取り巻く環境は厳しい状況にあります。
代表も海外では苦戦はしています。ですが、アンダー世代は世界の優勝経験もありますし、
日本を飛び出して海外挑戦する選手も多数います。競技人口は確実に増えています。
潜在的な人気があるのは、西が丘に集まった3,000人以上の入場者が証明しています。
再び、あの世界一の歓喜の瞬間を味わうために。私は女子サッカーを追い続けます。

 

 

 

 

西 達彦

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