「『Pancrase300』記念大会実況中継」西達彦

2018-10-21

「Pancrase300」記念大会の実況を、
TOKYO MX で担当しました。

総合格闘技(MMA)の実況は
10年以上のキャリアがありますが
国内団体の実況をしたのは初めて。
楽しみと不安が半々で、
新木場スタジオコーストに向かいました。

自分がMMAの実況をする時に
心がけていることが一つあります。
それは「MMAのスポーツ性をしっかり打ち出すこと」。

現在のMMAは高度にスポーツ化をしています。
打撃だけでもダメ、寝技だけでもダメ。
それが融合された一つのスポーツとして、
技術論も高度に確立されています。
ただ盛り上げるだけではなく「見てもらいたい場面」を
丁寧に伝えることを意識しています。

今回はゲスト解説に青木真也さんをお迎えしましたが、
青木さんと言えば日本トップのサブミッションファイター。
ですから、寝技や金網際のレスリングの局面では、
徹底的に青木さんに喋ってもらうことが
「スポーツ性を打ち出す」ということにつながると思いました。

レギュラー解説の大沢ケンジさんは、
UFC参戦キャリアもありながら、
MMAの技術を分かりやすい言葉に落とし込める方。
また、叩き上げで世界に辿り着いた方なので、
他の競技で優秀な成績を収めた「肩書のある」選手との
対戦を乗り越えてきた経験を持っています

 

 

 

 

 

 

 

実況する上では、お二人の経歴を意識しながら、
「正解は一つではない」ということを意識して、
お二人に解説していただきま した。
時にお二人の意見が分かれることがあっても、
それが総合です。
それを敢えてまとめようとせず、
なぜ意見が割れるのか、
その背景を考えて話すことで、
より深いお話が聞けたりします。

今回の実況は、幸いに解説のお二方、
また現役選手の皆さんをはじめとした
格闘技関係者の皆さんにも
受け入れていただけだように感じました。

また、メインの佐藤天選手の素晴らしいファイトで、
最高の盛り上がりで終えることもできました。
佐藤選手を放送席に迎えることは
台本にはなかったのですが、
試合後に解説のお二人と話すシーンを作れたことで、
より興奮をお伝え出来たのではないかと思っています。

せっかくできた パンクラスとの縁。
「世界基準」を目指す団体の方向性に、
自分が10年以上見てきた海外MMAの
実況キャリアをミックスさせて、
国内MMAを盛り上げていけたらと思います!

西 達彦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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